ご挨拶
日頃は、 一般財団法人泉佐野電力に、ご支援ご協力を賜り有難うございます。
東日本大震災に伴う福島第一原発事故の影響により電力需給がひっ迫するなどの状況を受け、国においても改めてエネルギー政策について議論する契機となったところです。
一方で、電気事業法の改正を背景に、民間企業を中心とする特定規模電気事業者（ＰＰＳ）による電力の自由化が今後増々加速するものと予測されます。
この様な状況のなか泉佐野市では、近隣地域での太陽光発電による電力を買い取り、公共施設等への電力供給を行うために、大阪府内初の自治体ＰＰＳとなる「一般財団法人泉佐野電力」を設立することとなりました。
太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーを活用することは、地球環境へ配慮するという視点に加え公共施設等の電気料金削減にも繋げることができます。また、自治体がＰＰＳとして運営することにより、一般電気事業者や民間ＰＰＳに依存することなく、公共目的に電力の供給をコントロールできることを期待しているところです。
さらに、平成２８年４月より、低圧部門の自由化が施行されることに伴い現在、経済産業省に小売り電気事業者登録申請を行っております。
一般財団法人泉佐野電力の運営を軌道に乗せることで、将来的には市内の民間工場等.近隣自治体の公共施設等や一般家庭を含む低圧部門への電気供給を目指しているところです。
